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旬の農産物
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4月

キャベツ

キャベツ

ヨーロッパ原産のキャベツは最古の野菜のひとつで、古代ギリシャ、ローマ時代から食べられていました。もともとの野生種は球形でなく、長い栽培の歴史をへて丸く結球した現在のかたちが生まれました。日本では江戸時代に伝わり、明治以降になって本格的に栽培されるようになり、今では1年中食べられるようになりました。全国的に産地も多様で、広島県内の寒暖差のある世羅などの地域でもキャベツ作りは盛んです。

栄養のこと

キャベツから発見されたビタミンUは胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれ、別名キャベジンと呼ばれています。さらにビタミンCやアミノ酸、カルシウムが豊富で、葉の緑の部分には、抗酸化作用や免疫賦活作用があるカロテンが多く含まれます。

選び方

キャベツはお好み焼きの材料として、広島県民がたくさん消費している馴染み深い野菜でもありますね。芯の直径が500円玉ぐらい、切り口の鮮度が高いものを選びましょう。冬キャベツは葉がしっかりと巻かれていてずっしり重いものが良いでしょう。甘みがあり、ロールキャベツなど煮込み料理にもぴったりです。逆に春キャベツは瑞々しく生食向きです。巻きがふんわりしていて、大きさのわりに軽いものを選ぶと良いです。